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アルミ缶は難しい [雑学]

空き缶のリサイクルに取り組む時に重要なのがアルミ缶とスチール缶の分別。

磁石にくっつくのがスチール缶、アルミ缶よりも硬くてつぶれにくい。

でも何故どちらかに統一してしまわないのだろうか。

元々はスチール缶ばかりだったが、リサイクル効率がよく省エネ、

重量が軽いなどの理由からアルミ缶に移行する。

ところがアルミ缶で問題になるのが缶自体の弱さ。

外からの力で簡単に凹んでしまう。

そこで内部からの圧力が高く、強度を維持できる炭酸飲料向けに使われるようになった。

缶の底が半球形に凹んでいるのは圧力の均一分散のため。

これに対してお茶やコーヒーは熱い状態で缶に封入する。

これが冷えると中の圧力が低下、アルミ缶だと凹んでしまうためスチール缶のまま。

最近ではアルミ缶に入ったお茶などがあるが、

これは製造時に窒素ガスも一緒に封入する技術が進歩し、圧力の問題を解決できたからである。

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