SSブログ

アルミ缶は難しい [雑学]

空き缶のリサイクルに取り組む時に重要なのがアルミ缶とスチール缶の分別。

磁石にくっつくのがスチール缶、アルミ缶よりも硬くてつぶれにくい。

でも何故どちらかに統一してしまわないのだろうか。

元々はスチール缶ばかりだったが、リサイクル効率がよく省エネ、

重量が軽いなどの理由からアルミ缶に移行する。

ところがアルミ缶で問題になるのが缶自体の弱さ。

外からの力で簡単に凹んでしまう。

そこで内部からの圧力が高く、強度を維持できる炭酸飲料向けに使われるようになった。

缶の底が半球形に凹んでいるのは圧力の均一分散のため。

これに対してお茶やコーヒーは熱い状態で缶に封入する。

これが冷えると中の圧力が低下、アルミ缶だと凹んでしまうためスチール缶のまま。

最近ではアルミ缶に入ったお茶などがあるが、

これは製造時に窒素ガスも一緒に封入する技術が進歩し、圧力の問題を解決できたからである。

いつも、ご覧いただきましてありがとうございます[わーい(嬉しい顔)]


nice!(94)  コメント(3)  トラックバック(0) 

nice! 94

コメント 3

馬爺

おはようございます。
アルミ缶が出来て炭酸飲料が伸びましたね、味も損なわずですからね。
by 馬爺 (2016-01-28 10:14) 

マジシャン ふしぎ

とても興味深い話ですね
by マジシャン ふしぎ (2016-01-28 17:04) 

ファルコ84

アルミの原料はボーキサイトです
日本ではとれません
従い100%のリサイクルに
心がげましょう。
by ファルコ84 (2016-01-28 22:42) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。