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はずかしながら、知りませんでした [雑学]



新規にクレジットカードを作る時、通常の捺印とは別に欄外に「捨印」という捺印場所がある。

これだけに限らず、何かを購入する時、他人に委任する時、

いろいろな場所で「捨印」を押すようになっている。

契約書などに詳しい人などは知っている人もたくさんいるだろうが、

本当の意味も知らずに捨印をポンポン押すのは大変危険なこと。

では、なぜ危険なのか。

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これは、捨印の意味を知れば理解できる。捨印を押すこと、

それはつまり「今後、書類の字句の訂正などの場合を考えて、

その訂正を全て了承します」というもの。

通常は、訂正個所に取り消し線を引き、訂正印を押す。

しかし、そのたびに訂正印を押す場合面倒で、何度も書類のやり取りが必要になってしまう。

その面倒な手間を省くために「捨印」というのが考えられたというわけ。

これが押してあれば相手の了承がなくても、勝手に訂正できる。

本来は、よほど信用できる相手でない限り、押すのは危険ということ。

これが原因でトラブルになった、ということも少なくない。

知らずに、やってきた自分にあきれる。

念のため

捨印とは、訂正箇所が生じる事を予定して文書の欄外に

あらかじめ押しておく印のことをいいます。

 要するに事前に訂正印を押しておく事をいいます。

 捨印を押す段階では、訂正箇所はまだ特定されておりません。

ですから、捨印を押すということは、将来当該文書の内容が、

どのようにも改変され得る可能性があるということです。

 捨印は、よほど信頼できる間柄でない限りは、押さない方が賢明だと思います。 



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