ラッキーセブン [雑学]
777、スロットマシンで出れば大当たり。
こんなふうに7は、ラッキーセブンと呼ばれるように幸運な数字の代表として使われる。
7はもともと聖数の1つで、神秘的な霊能を感じる数として、
宗教上の思想や儀式で多用されていた。
神の天地創造に7日、7つの罪、7つの霊、仏陀は誕生時に7歩歩いて…と
それがさらに幸運の数字になったのには、いくつか説がある。
ジャック・ダニエルという人物が、7軒のチェーン店を持ち、
大成功しているユダヤ商人にあやかり、自社のウィスキーラベルに「NO.7」と表記、
世界的なブランドに育て上げ、広まったというのもあるが、
いちばん有名なのはメジャーリーグ説。
1885年9月30日、優勝をかけた重要な試合で、シカゴ・ホワイトストッキングスの選手が、
7回に打ち上げたフライが強風にあおられてホームラン、チームは優勝。
勝利投手のジョン・クラークソンが「ラッキーセブンス」という言葉を使い、流行させた。
さらに、1930年代サンフランシスコ・ジャイアンツは
7回の攻撃で逆転勝利することが多かったということもある。
現在でも野球では7回は勝負の行方を決める重要な回とされている。
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