料理を美味しそうに撮るための6つの実践的テクニック-4 [雑学]
4. 接写(マクロ撮影)で撮る
初心者には少し難易度が高いですが、
料理の一番特徴的な部分を接写(マクロ撮影)で撮るというテクニックがあります。
背景が写らず、料理そのものをズバッと切り抜いたような写真になります。
良い例
接写で撮ることで立体感が生まれ、迫力のある美味しそうな写真が撮れます。
被写界深度が浅いために周囲がボケ、
ピントが合っている部分がより引き立つというのが特徴です。
さらに、背景がほとんど写らないため、
夜の屋内でも撮影がしやすい(写真の仕上がりに影響が少ない)というメリットがあります。
また、こちらの写真のように、人口光の色(照明の色)が料理に色濃く反映されてしまっても、
雰囲気のある写真に仕上がる場合もあります。
イマイチな例
せっかく箸で料理を持っているなどの工夫があるのに、
どこに注目すればいいのかがよくわからない写真になっています。
この場合、箸の部分をギリギリまで接写で狙ったほうが面白いですし、
何の料理なのかもわかるようになると思います。
背景がごちゃごちゃしているのも、接写にすれば上手に誤摩化せたのではないでしょうか。
上記2枚の写真は、接写に挑戦したものの被写界深度が浅くピントが合わなかった例です。
コーヒーの写真は雰囲気は素晴らしいのですが、
注がれているお湯にピントが合っていないため、テーマがわからなくなっています。
卵を箸で割っている写真もアイディアは良いのですが、
卵のトロトロ感がイマイチ伝わりません。
また、箸を持つ手の影が料理にかかってしまっているのも残念です。
接写でのピント合わせについてはレンズの性能にもよりますが、
ある程度の練習が必要です。
マニュアルフォーカスでの撮影にも慣れておいた方がいいでしょう。
次回は4.斜め45度を意識するです。
このシリーズは、長くなりますが「料理を美味しそうに撮るため」頑張りましょう。
いつも、ご覧いただきましてありがとうございます
初心者には少し難易度が高いですが、
料理の一番特徴的な部分を接写(マクロ撮影)で撮るというテクニックがあります。
背景が写らず、料理そのものをズバッと切り抜いたような写真になります。
良い例
接写で撮ることで立体感が生まれ、迫力のある美味しそうな写真が撮れます。
被写界深度が浅いために周囲がボケ、
ピントが合っている部分がより引き立つというのが特徴です。
さらに、背景がほとんど写らないため、
夜の屋内でも撮影がしやすい(写真の仕上がりに影響が少ない)というメリットがあります。
また、こちらの写真のように、人口光の色(照明の色)が料理に色濃く反映されてしまっても、
雰囲気のある写真に仕上がる場合もあります。
イマイチな例
せっかく箸で料理を持っているなどの工夫があるのに、
どこに注目すればいいのかがよくわからない写真になっています。
この場合、箸の部分をギリギリまで接写で狙ったほうが面白いですし、
何の料理なのかもわかるようになると思います。
背景がごちゃごちゃしているのも、接写にすれば上手に誤摩化せたのではないでしょうか。
上記2枚の写真は、接写に挑戦したものの被写界深度が浅くピントが合わなかった例です。
コーヒーの写真は雰囲気は素晴らしいのですが、
注がれているお湯にピントが合っていないため、テーマがわからなくなっています。
卵を箸で割っている写真もアイディアは良いのですが、
卵のトロトロ感がイマイチ伝わりません。
また、箸を持つ手の影が料理にかかってしまっているのも残念です。
接写でのピント合わせについてはレンズの性能にもよりますが、
ある程度の練習が必要です。
マニュアルフォーカスでの撮影にも慣れておいた方がいいでしょう。
次回は4.斜め45度を意識するです。
このシリーズは、長くなりますが「料理を美味しそうに撮るため」頑張りましょう。
いつも、ご覧いただきましてありがとうございます