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料理を美味しそうに撮るための6つの実践的テクニック-4 [雑学]

4. 接写(マクロ撮影)で撮る

初心者には少し難易度が高いですが、

料理の一番特徴的な部分を接写(マクロ撮影)で撮るというテクニックがあります。

背景が写らず、料理そのものをズバッと切り抜いたような写真になります。

良い例

655x438xlig_201508.jpg

655x434xlig_201508.jpg

接写で撮ることで立体感が生まれ、迫力のある美味しそうな写真が撮れます。

被写界深度が浅いために周囲がボケ、

ピントが合っている部分がより引き立つというのが特徴です。

655x438xlig_2015081.jpg

さらに、背景がほとんど写らないため、

夜の屋内でも撮影がしやすい(写真の仕上がりに影響が少ない)というメリットがあります。

また、こちらの写真のように、人口光の色(照明の色)が料理に色濃く反映されてしまっても、

雰囲気のある写真に仕上がる場合もあります。

イマイチな例

655x438xlig_20150814.jpg

せっかく箸で料理を持っているなどの工夫があるのに、

どこに注目すればいいのかがよくわからない写真になっています。

この場合、箸の部分をギリギリまで接写で狙ったほうが面白いですし、

何の料理なのかもわかるようになると思います。

背景がごちゃごちゃしているのも、接写にすれば上手に誤摩化せたのではないでしょうか。

655x437xlig_20150814_.jpg

655x436xlig_20150814_2.jpg

上記2枚の写真は、接写に挑戦したものの被写界深度が浅くピントが合わなかった例です。

コーヒーの写真は雰囲気は素晴らしいのですが、

注がれているお湯にピントが合っていないため、テーマがわからなくなっています。

卵を箸で割っている写真もアイディアは良いのですが、

卵のトロトロ感がイマイチ伝わりません。

また、箸を持つ手の影が料理にかかってしまっているのも残念です。

接写でのピント合わせについてはレンズの性能にもよりますが、

ある程度の練習が必要です。

マニュアルフォーカスでの撮影にも慣れておいた方がいいでしょう。

次回は4.斜め45度を意識するです。

このシリーズは、長くなりますが「料理を美味しそうに撮るため」頑張りましょう。

いつも、ご覧いただきましてありがとうございます[わーい(嬉しい顔)]




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コメント 7

プー太の父

写真のことはさっぱり分からないので
いろいろと勉強になって面白いです。
撮るということは奥が深いんですね。
by プー太の父 (2015-08-21 06:25) 

soujirou-3

料理を接写で撮る・・・
いつも標準でしたので新鮮、こんどためしてみます
勉強になりました
by soujirou-3 (2015-08-21 09:17) 

馬爺

おはようございます。
撮影は自己流ですのでいろんな方のを見ながら勉強しております、これも勉強に成りました。
by 馬爺 (2015-08-21 10:24) 

旅爺さん

マクロの話より料理の方に興味が行ってます。笑
前記事では料理は写真の真ん中ではいけないと覚えましたが、
マクロの時は真ん中に写すんですね?。
by 旅爺さん (2015-08-21 10:49) 

sasanono

今日で4回目、実践的テクニックで撮った写真の
料理は、全て美味しそう ! に見えますね。
しかも、今日は2番目の写真の料理が何だか
分からないのに、久々にお菓子を作りたい気分
にさせられました。 写真の威力は、スゴイ!

by sasanono (2015-08-21 11:46) 

hatumi30331

今からランチ!
修行してきます!^^
by hatumi30331 (2015-08-21 12:22) 

nana_hyr

マクロで立体感、すごくよくわかります。
自分が作った料理がすごく美味しそうに見えるんです(^_^;)

涼しいですね。
このまま秋でもいいの優しい秋みつけたい。
(ノ`Д´)ノ彡台風トンデケ〜!!
by nana_hyr (2015-08-21 15:51) 

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