SSブログ

なるほど、これは、面白い。 [雑学]

いいなずけ

婚約者という言葉を違う表現で言うと「いいなずけ」。

最近では単なる婚約者という意味ではなくて、

「小さい頃に親同士が決めた結婚相手」みたいな使い方をされることが多い。

さて、この言葉、由来は古く日本では昔女性は

名前を呼ばれないほうがよい、とされていたという。

その証拠に、紫式部や清少納言は本名ではなく、いわばペンネームである。

このように、女性は自分の名を公にしないのがかつてのしきたりだった。

とはいえ結婚後、夫は妻の名前を呼ばなければならない。

そこで結婚を約束し合った相手(婚約者)に「言い名」を「つける」ところから

「言い名付け=いいなずけ」が婚約の意味になったのである。

いいなずけという言葉にはこんなにも奥ゆかしい意味があるのに、

死語にするのはもったいない?

いつも、ご覧いただきましてありがとうございます[わーい(嬉しい顔)]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。