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知ってる人は、知っている 人は右、車は左 [雑学]

人は右、車は左

日本のように交通機関のサービスが行き届いている国は少ないそうです。

たとえば、タクシーに自動ドアやメーターが完備している事、親切な鉄道アナウンスなど。

外国ではあまり見かけない光景です。

ところで、車の通行は、アメリカは右側通行、イギリスは日本と同じ左側通行と、各国様々。

この由来を知っている人は結構多いと思います。

日本、イギリスが左側通行なのは、

かつて左腰にある刀や剣をぶつけないように道路の左側を歩いた名残だという説。

反対にアメリカでは、右腰に拳銃を下げていたため右側通行になったという事です。

では、なぜ日本では人間は右側通行なのか。

車が左なら人間も左だろう、という疑問が生じてくるのも無理がありません。

一説には、歩行者は車が後ろから来るのに気づかずに

道の方にはみだしてしまう危険性があるからというものがありますが、

もっと深い理由があるのです。

日本は、戦後GHQの支配下にあっては、アメリカの思うがまま。

何から何までアメリカ式に変えられました。

人の通行は、アメリカの車と同じように右側とされたのですが、

同時に車や電車を右側通行にするためには、

ハンドルの位置を変えるなどの莫大な費用がかかるという、

いたって単純な理由で見送られたのだそうです。今も昔もお金です...。

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「顔出し看板」 [雑学]

[わーい(嬉しい顔)]なぜ日本の観光地には「顔出し看板」必ずあるのか?


「はい、チーズ!」

 どんな廃れた観光地でも見かける顔の部分がくりぬかれた看板。

家族や恋人、友人と一度は撮ったこともあるのでは? 

それにしても、なぜ、こんなものが置かれるようになったのか。

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「1874年に米国の画家クーリッジが、

『紙に体の絵を描き、実際の顔と組み合わせた写真の撮影ができるように穴を開けた看板』

で特許を取得したのが『顔出し看板』の発祥とされます。

日本で広がった時期は、ハッキリしませんが、

明治時代に渡欧した日本人がパリのエッフェル塔の顔出し看板に顔を出した記録や絵はがきがあり、

欧米から輸入された可能性もあります。

観光地に置かれるようになったのは、

おそらく昭和30~40年代。カメラの個人所有が広がり、カラー写真が出始めたころ。

当時の看板にはフィルム会社の名前が入っていた。

顔を入れて撮った写真が宣伝になるという販売促進ツールでした」

東京五輪や大阪万博などイベントもブームに火をつけたとみられている。

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竜田あげの「竜田」って? 竜田あげとから揚げ どうちがう? [雑学]

竜田揚げの「竜田」が何に由来しているかご存知ですか?

これは奈良県北西部の生駒山から流れる生駒川が南下して

大和川に合流するまでの16キロほどの小さな川「竜田川」から名付けられたものなのです。

この竜田川は昔から紅葉の名所として有名でした。

平安時代の歌人・在原業平の短歌に

「ちはやぶる神代も聞かず竜田川からくれないに水くくるとは」というものがあります。

現代語訳にすると「不思議なことが多かったとされる神々の時代にも聞いたことがない、

竜田川に紅葉が散って水を真っ赤にくくり染めにするなどということは」といった意味で、

この有名な短歌でも竜田川の紅葉が題材にされていることがわかります。

さて、竜田揚げは一般的に酒や醤油で材料を洗うようにさっと漬けて、

小麦粉や片栗粉をまぶして油で揚げた料理のことです。

高温の油のなかで材料が色変わりしていく様子を竜田川の水を染めるような紅葉とかけて、

竜田揚げという名前がつけられたのです。

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竜田揚げには鶏肉がよく使われますが、魚肉や豆腐などの竜田揚げにされることが多い食材です。

これらの竜田揚げをご飯に乗せたものを「竜田飯」といい、

かつては芸者の腹ごしらえとしてよく食べられていたそうです。

では、竜田揚げと唐揚げはどちらも似たような揚げ物料理ですが、どこが違うのでしょうか。

実はこのふたつに明確な区別はありません。

唐揚げは小麦粉や片栗粉などで衣をつけて揚げる料理の総称で、

竜田揚げはそのなかでも醤油で下味をつけたものということになりますが、その違いは曖昧です。

ただ、唐揚げは衣を厚くしてガリッとした食感のあるものが多いことに対し、

竜田揚げは衣を薄くしてあっさりと仕上げることが多いようです。

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魚肴酒菜 [雑学]

魚肴酒菜~

お酒と一緒に食べる料理、サカナは魚ではなく肴と書く。

酒の肴は魚料理に限らず肉や野菜など色々なものを表す言葉。

魚料理が多かったから酒のおつまみをサカナと呼ぶようになった、と思われがちだが実は逆。

もともと酒菜(サカナ)という言葉があった。

菜と言っても野菜に限らず鳥獣肉や魚も意味していたもので、肴という字も使われていた。

その酒菜の中でも代表格だったのが干物などを中心とした魚介類。

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それならばと魚にサカナという読みを当てたのである。魚(サカナ)の方が後なのである。

サカナという読みが与えられるまで、魚はウオやナ、真魚と書いてマナと呼ばれていた。

ちなみにまな板(俎板)もこの「真魚」から来ているのではないか、と考えられている。

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斬り捨て御免の本当のところ? [雑学]

斬り捨て御免

江戸時代の武士というと、無礼討ちで人を殺しても罪にならない

「斬り捨て御免」の特権を持っていたというイメージがある。

例えば時代劇では酔っ払った武士が町人を斬りつけても文句を言えないという具合に。

だが実際にはそれほど「斬り捨て御免」はなかったらしい。

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斬り捨て御免といえども斬った場合は役所に届ける必要があった。

そこで武士の体面を傷つけるような「無礼」が本当にあったか否か、

我慢の限度を超えていたか、武士の側に落ち度がなかったか、

武士として恥ずかしくない斬り捨てであったかどうかなど、

審議されて「御免」かどうかが決められていた。

相手が子供だったりすると武士側の我慢が足りない、となることも。

これでお構いなしの「御免」になればいいものの、

認められなければ武士の身分を剥奪、

家屋敷は没収される「改易」を命じられ、一生恥ずかしい生活を送ることになってしまう。

また刀を抜いても相手に逃げられたり、斬り損じたりしても改易や切腹となる。

抜こうにもなかなか抜けなかった…というのが本当のところだったのだ。

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「わっしょい わっしょい」と「セイヤ セイヤ」 [雑学]

 もうすぐですね。祭りの季節。

神輿を揺する「神輿振り(ミコシブリ)」は、

神様の御霊と自分の魂を共に一心不乱に振り動かすことで

神様が担いでいる人々に乗り移られ、

神人一体の心境となる「タマ振り」の行いです。

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掛け声は元来「わっしょい=和一緒」なのですが、

今日の交通事情から、縦横の揺れを少なくして

足並みを揃え、前へ前へと進まねばならず

掛け声も「急げ、急げ」の「セイヤ セイヤ」に変わって来たようです。

あなたのうんちくに加えましょう。

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金箔の効能 [雑学]

金箔の効能

日本酒や和菓子、フランス料理などに金箔が入っていることがある。

高級感が出て随分と美味しいものを食べている…気がすることも。

これといって特別な味があるわけでもない金箔。

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栄養的には?食べても害はないの?

金を溶かすことが出来るのは王水(体積比で濃塩酸:濃硝酸=3:1の混合液)。

胃液で溶かすことは出来ないため、消化されず、吸収もされない。

つまり現在のところ栄養的にも何も無し、害もないと言われている。

単に高級感を演出するだけで食べた金箔はそのまま出てくる。

では金箔(純金)入りの化粧品も意味がないのか、というと違う。

純金から発せられるイオンが肌のイオンの偏りを正常にし、

肌の新陳代謝を活発にすると考られている。

ただし、化粧品にただ金を混ぜればいいというわけでもないらしく、

その辺りは化粧品会社の技術・工夫次第となっている。

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黄色と黒は? [雑学]

黄色と黒は?
工事現場のポール、踏切の遮断機の棒、道路の警戒標識など、

注意を促す所では「黄色と黒」の組み合わせがよく見られる。

黄色だけでも十分に目立つのだが、黒と組み合わせるのには意味がある。

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黄色やオレンジは進出色と呼ばれる色。

こちらに飛び出したように感じる色。

対して黒は後退色、収縮色と呼ばれる色。

他の色より向こう側にあるように感じる色である。

黄色と黒という組み合わせは前後の差が大きく黄色をより強く認識させることが出来るのである。

また黄色と黒はスズメバチの模様でもあって、

自然界においても人間が本能的に危険を感じる組み合わせとも言われる。

サメの中にも猛毒を持つウミヘビのシマシマ模様として嫌う種類があるという。

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どうでもいいこと [雑学]

浦島太郎のカメ オスかメスか

本当にどうでもいい話で、そんなことは話には一切関係のないことかもしれないけど、

おとぎ話の「浦島太郎」に登場するカメは、オスでしょうか、メスでしょうか。

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誰も気にしていないでしょうが、実は分かるのです。

当然、浦島太郎の話の中ではカメの性別は出てこないですが、

ウミガメの習性から「メス」だと考えられるのです。

ウミガメは砂浜で卵からかえるとすぐに海の中に入っていく。

本能的に生まれると明るい方向に歩き出す習性があるので、浜でぐずぐずしていることはないです。

メスのカメは成長して産卵の時を迎えると、再び浜に上がって、

涙を流しながら砂の中に卵を産み落とし、また海に帰っていく。
(本当は涙じゃないそうですが。)

つまり、卵を産まないオスは一生陸に上がることはないのです。

ここから考えると浦島太郎に登場するカメは、メスのカメ。

もちろん、生まれたばかりの赤ちゃんという考え方も出来るかもしれないけど、

浦島太郎を乗せて行けるとは考えられない。...本当にどうでもいいことでした。

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追う茶壺 [雑学]

追う茶壺

「♪ずいずいずっころばし、ごまみそずい…」で始まる童謡、遊び歌。

単なる言葉遊びや調子の良さを狙った特に意味のない言葉もあるが、

1つ気になるのが「茶壺に追われて」という部分。

茶壺が追ってくるなんてどんな妖怪なのか、と思ってしまう。(思わない?)

これは江戸時代の御茶壺道中のことを表現している。

幕府に献上する御用茶を宇治から江戸まで運ぶ「宇治採茶使」という役職による行列のこと。

百個以上の茶壺に数百人の役人が付き、その地位は大名行列よりも上とされていた。

茶壺に追われるとは、この行列から逃げるようにして家に籠もったということ。

ちなみにその後の「トッピンシャン」は戸をピシャっと閉めること、

「抜けたらドンドコショ」は行列が通り過ぎた後にやれやれという感じ…と言われるが、

この辺りはハッキリしていない。

御茶壺道中の物々しさや威張った様子を風刺した歌という説もある。

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