「きっぷ」と「切符」の違いを知っていますか [雑学]
ふと、なぜ「きっぷうりば」という案内板がひらがなで表記されているのかが気になった。
駅には様々な案内表示があるが、他のものは漢字が使用されている。
さらに自動券売機では、何故か「きっぷ」だけがひらがな表記されている。
「切符」よりも難しい漢字はいくらでも使われているのだ。
■ 単に「漢字かひらがなか」ではない
気になって仕方なくなり、調べてみた。すると、そこには面白い理由があった。
なんと、旅客営業制度上では、「切符」と「きっぷ」は全く別物だったのだ。
私たちが日頃使っている「切符」は、正しくは「きっぷ」である。
JRでは、この2つを明確に使い分けている。
「きっぷ」は旅客営業制度上、正式には「乗車券類」という。
「乗車券」や「急行券」「寝台券」「グリーン券」等のことをまとめて「乗車券類」というのだ。
では、「切符」とはいったい何なのか。実は、JRでは「切符」というものも存在する。
■ ペットは「切符」で電車に乗る
例えば、手回り品切符だ。車内へは、縦・横・高さの合計が250㎝以内で、
重さが30㎏以内のものを2個までしか無料で持ち込めない。
大きさや重さが、これを超えるものを持ち込みたい場合や、
ペット同伴の場合は、手回り品切符を280円で購入すれば、車内へ持ち込め
そのほか、一時預かり品切符といって、
駅で荷物の有料預かりをした場合に発行されるものや、諸料金切符という。
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