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タブの隠し技 [雑学]

缶飲料の蓋といえば、少し前までは引っ張って取り外すタイプだった。

ところがこれだとゴミの問題にもなることから、

現在のように中に押し込むタイプが開発された。

当初は外の部分が内容物に触れることから衛生面で拒否反応を示す人も多かったが、

今や缶飲料の9割以上で使われている方法。

押し込むタイプのタブは

「ステイ・オン・タブ・エンド」(略してSOT、SOTエンド)と呼ばれ、

アメリカで発明された方法。

実はこれ、よく見ると左右非対称になっていることにお気付きだろうか。

浅く溝の入っている開口部である。

てこの原理を利用し、支点の真下にある溝から順に時計回りに切れ進むようになっている。

もしも、溝を左右対称にしてしまうと、力が左右に分散してしまうため、

タブを起こすにはかなりの力が必要になる。

非対称にすることで、片方の一点にだけ力を集中させ、比較的楽に開く、というわけ。

あの一瞬の動作にも細かい技が使われているのである。

シルバー川柳

●おじぎして 共によろける クラス会

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●目覚ましの ベルは、まだかと 起きて待つ

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