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ため [雑学]

同い年の人のことを「ため」といい、「ため口」や「ため年」などという言葉がある。

「~~の為」の「ため」であれば、

目的や利益、因果関係を表わすものだから、これとは違うようだ。

「ため」とは一体何のことなのか。

もともと使われていたのは江戸時代の大坂(大阪)。

大坂の商店の番頭たちは、奉公人である丁稚(でっち)を簡単なおつかいに出すときに、

いくらかのお駄賃を与えていた。

このお駄賃のことが「ため」であり、

この「ため」をもらうような下働きに対する言葉づかい、

相手のことを考えない乱暴な命令口調を「ため口」と呼んだのである。

それから時代が流れるにつれて、

「仲間同士の気を遣わない言葉遣い」という意味に変化していく。

それが現在の「ため」であり、本来の意味を考えれば、

あまり好ましくないともいわれている。

これとは別に博打用語で同じ目を意味する「同目(どうめ)」が変化したもの、という説もある。

これならば使っても問題はないのだが…。

シルバー川柳

●LED 使い切るまで 無い寿命

●忘れえぬ 人はいるけど 名を忘れ


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