SSブログ

お前はお前で丁度良い 良寛さんの詩 [日々のこと]

TVを見ていて、気になった詩を見つけました。

良寛さんが残した詩だそうです。



お前はお前で丁度良い

顔も体も名前も姓も、それはお前に丁度良い

貧も富も親も子も、息子の嫁もその孫も

それはお前に丁度良い

幸も不幸も喜びも、悲しみさえも丁度良い

歩いたお前の人生は、悪くもなければ良くもない

お前にとって丁度良い

地獄へ行こうと極楽へ行こうと、行ったところが丁度良い

うぬぼれることもことも無ければ、卑下することも無い

上も無ければ下も無い、死ぬ月日さえも丁度良い

御仏と二人連れのこの人生が

丁度良くないはずが無い

お前にそれは丁度良い


味わい深い詩だと思いました。



nice!(5)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 5

コメント 2

プー太の父

わが家の貯金は世間の人に比べたら
だいぶ少ないと思っていましたが
良寛さんなら丁度良いと言ってくれそうです。
あまり欲張るなと叱られるかもしれません
なにか励まされるような詩ですね( ^_^)
by プー太の父 (2017-01-29 15:59) 

がり

確かに味わい深い詩ですね。
この詩をおだやかな気持ちで味わえる日々を過ごせれば、私は満足です。
by がり (2017-01-29 16:34) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

7500歩春日和 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。