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お釈迦が出る [雑学]

「お釈迦が出る」…若い世代だとあまり使わないが、聞いたことはあるだろう。

意味は何かを作っていて失敗して不良品が出ること。

なんで不良品とお釈迦様が関係あるのだろうか。

実はこれの言葉の由来の一つに、江戸時代の金細工職人が言った、というのがある。

金銀の飾り細工には、ハンダ付けや鋳型への流し込みなど、とにかく火加減の技術が重要になる。

火が強すぎるとハンダはどろりと溶け出すなど、とにかく失敗のもと。

江戸っ子は「ひ」を「し」と訛って発音する上、ダジャレ好き。

火が強かった→火が強か→しがつよか→しがつようか→「4月8日」となる。

4月8日はお釈迦様の誕生日。お釈迦様が生まれ出た日。

そこで失敗作になったのを、「お釈迦が出た」というようになった。

もともと職人たちの間で使われる隠語だったらしい。

他にも使い物にならないので死人→仏→お釈迦という説、

地蔵を作るつもりだったのに間違えてお釈迦様の像を作ってしまったからという説もある。

とはいえ、やはりダジャレとしての語源のほうが面白みがあるような…、

それが理由かどうかはわからないが、ダジャレ説有力らしい。

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プー太の父

若いころに勤めた会社では、よくこの言葉を
使っていましたが、それ以降はまったく
聞かれなくなってしまいましたね。
by プー太の父 (2016-07-17 14:49) 

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