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丁髷(ちょんまげ) [雑学]

結えない武士

江戸時代の髪型は身分や階級、地方、年齢、時代によって様々な種類があった。

特に武士にとって立派な髷(まげ)は、身分を表す重要なシンボル。

そうは言っても髪が薄くて髷の結えない武士もいたわけで…

現在相撲では十枚目以上の力士は大銀杏に結うことが義務付けられ、

結えなくなると引退しなければならない。

29.jpg

これと同じように武士も髷が結えなくなると現役を退いていた。

しかし、上級武士や若い武士は(許可を得て)カツラを着用することもあり、

必ずしも引退というわけではなかったという。

ところで髷と同じように使われる丁髷(ちょんまげ)という呼び方、

本来は大きな髷を結えない老人が後ろの方で小さく髷を作った髪型のこと。

「ゝ(チョン)」とのっているように見えることから、と言われている。

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